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トップグローブ 現地人9000人を新規採用へ-2021/01/23

トップグローブ 現地人9000人を新規採用へ-2021/01/23

2021.01.23 政治・社会
世界最大手のグローブメーカー、トップグローブは1月22日、年内にマレーシア人9000人を新規採用する方針を発表した。グローブの需要が世界的に高まっているうえ、マレーシア国内の失業率が上がっているため、失業者を1人でも多く雇用したい考えを示した。
同社が発表したのは、新卒者向けに2300人、インターン生2000人、経験者700人、工場や事務所でのさまざまな職種4000人の計9000人。管理職から一般社員まで幅広く募るとしている。23日には同社の「キャリア・フェア」を実施し、以後毎月第3土曜日に行う。
同社は昨年11月に社内で新型コロナウィルスの感染者が次々と見つかり、スランゴール州クランの工場28カ所が閉鎖される事態となった。劣悪な住居環境にあった同社の外国人労働者の間で感染が広がり、5400人以上が感染。国内最大のクラスター感染となった。同社のネパール人従業員1人は12月に死亡している。 
政府は「強化された活動制限令(EMCO)」を1カ月あまり導入して感染拡大をほぼ封じ込んだ。同時に国が定める最低賃金なども順守しておらず、また社寮の劣悪な環境も法令に違反していたとして摘発された。
工場は今年に入ってフル稼働したものの、14日にヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソンなど4つの工場で複数の感染者が見つかった。このため、4つの工場の全従業員の検査を行った。
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