偽ハラルロゴで冷凍肉を販売　会社経営陣らを起訴-2021/02/10

ジョホール州下級裁判所で２月９日、偽のハラルロゴを貼付して冷凍の肉類を販売していたとして華人の会社経営陣ら３人が商品表示法違反など21件の容疑で起訴された。うち１人はまだ逮捕されていない。
起訴状などによれば、被告らは関税局職員ら複数に賄賂を配り、豪州の冷凍肉を違法で輸入。さらに、ハラルロゴが貼られている包装を使用して再包装後に市場に流通させていたという。冷凍肉はカンガルー肉を牛肉としていたとも報じられている。
事件は国内取引・消費者省などの職員が同州セナイの倉庫を査察した際に発覚。３４１８箱の冷凍肉がこのときに押収された。
被告らは起訴内容を否認しているが、有罪となった場合は最大で10万リンギの罰金刑または最長３年の禁固刑が科せられる。