ホームマレーシアニュースアフリカ豚熱ウイルス サバ州で流行-2021/02/24
アフリカ豚熱ウイルス サバ州で流行-2021/02/24

アフリカ豚熱ウイルス サバ州で流行-2021/02/24

2021.02.24 政治・社会
サバ州のジェフリー・キティガン農漁業相は2月23日、アフリカ豚熱(ASF)ウィルスが同州内で流行していることを明らかにした。
同州北部のピタス郡の養豚場の豚の死骸8頭から同ウィルスが21日までに発見された。その後に同郡のほかの養豚場でもウィルスが確認されたもようで、同州獣医サービス局が「流行宣言」を発した。
これに伴い、州政府は同郡の養豚場の豚の殺処分と関連施設の消毒を行う。
同相によると、このウィルスの感染率は高く、治療方法はない。そのため、殺処分と消毒で対応するしかないという。同州には各地に養豚場が多く、ウィルスの感染防止に注力したい考えを同相は示した。
殺処分となって影響を受けた養豚場に対して政府は補償金を支払うなどで対応する。
一方、隣のサラワク州政府は22日にサバ州からの豚や豚製品の輸入を禁じる措置を出した。サラワク州政府はサバ州や他国からの豚製品を買わないよう呼びかけている。
アフリカ豚熱は人に感染することはないが、豚やイノシシに感染する伝染病で発熱や全身で出血するなどの症状が現れる。日本では「家畜伝染病」に指定されている。
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