工事中の歩道橋が転落、バンが押しつぶされ２人が死亡-2021/03/04

クアラルンプールのＴＢＳ高速バスターミナル付近の高架道路下で３月３日午後６時ごろ、建設中の歩道橋の一部が崩壊する事故が起きた。この事故で、通行中の小型バンが落下物で押しつぶされ、乗っていた女性２人が即死した。
事故地点はデサ・トゥン・ラザックのミドルリングロード２（ＭＭＲ２）の近く。バンに同乗していた他の３人はいずれも重傷を負い、マレーシア国立大学病院で治療を受けている。
これまでの調べによると、掘削機を運んでいたトレーラーがＴＢＳターミナルにつながる工事中の歩道橋の足場に衝突。その衝撃で小型バンの上に建設中の歩道橋の一部が落ちてきたとみられている。現在、トレーラーの運転手を拘束して事故原因をさらに調査している。ただ、トレーラーの過重などの不正はなかった模様だ。