政府　観光地でのワクチン接種プログラムを発表-2021/06/27

観光・芸術文化省は6月26日、ムヒディン首相が先に発表した「国家復興計画」に沿った「観光復興計画」を発表した。
観光地での住民や観光業者らのワクチン接種を進めるプログラムの計画で、3段階を設定した。
1段階目ではクダ州ランカウィ島から始める。「ランカウィ工芸コンプレックス」を7月中旬にワクチン接種センターにし、リゾート地の島民の接種を進める。
また、ユネスコや東南アジア諸国連合（ASEAN）と連携してサラワク州クチンを天文学分野で創造都市ネットワークの一つすることを目指す。
2段階目ではレダン島、プルヘンティアン島、パンコール島、ティオマン島など国内で最も人気のあるリゾート島でワクチン接種センターを開設を進める。3段階目では各州の観光局と協議し、観光地を選定して適切な施設を接種センターにするとしているが、同省が発表した声明では時期についてはほとんど記載されていない。
声明ではまた、7月8日から12月31日まで大規模接種センターとなっているマレーシア国際貿易展示センター（MITEC）と世界貿易センター（WTC）でミュージシャンや大道芸人のパフォーマンスを実施するとも発表した。