ペナンで野生の猿　何者かに毒殺-2021/06/28

ペナン州消費者協会は6月27日、ペナン島中部のパヤ・トゥルボン地区で野生の猿10匹ほどが毒殺されていたことを明らかにした。この地区は住宅地で、何者かが猿に毒をもったとみられる。
同協会は「このような行為は非人間的で罪深い行為」と糾弾。生き物を毒殺する権利は誰にもないと強く批判した。
この地区では50匹ほどの野生猿が生息しており、1日に何度かエサを求めて山から降りてくるという。住民らもエサを与えたりしているが、これまでに被害に遭ったことはなかったという。
野生動物・国立公園局職員が猿の遺体を回収して解剖をしたようだが、劇物名などについては明らかにされていない。
地元住民は警察に被害届を提出。その後、死んだ猿の墓を作って埋葬した。