ホームマレーシアニューススランゴール州 モスクなど感染者減少までほぼ閉鎖-2021/07/12
スランゴール州 モスクなど感染者減少までほぼ閉鎖-2021/07/12

スランゴール州 モスクなど感染者減少までほぼ閉鎖-2021/07/12

2021.07.12 政治・社会
スランゴール州のスルタン・シャラフディン・イドリス・シャーは7月11日、新規感染者数が減少し、ワクチン接種が州民の大半に行き渡ってからモスクや礼拝所を完全再開すると発表した。同州は感染者数が国内で最も多い。
同州のイスラム教徒の間ではモスクを完全に再開するよう求める声が挙がっていたが、スルタンはこれを一蹴。「新規感染者が増えている段階で完全再開は不可能」と述べた。同州のモスクや礼拝所は少人数での礼拝のみ現在は許可されている。
スルタンは6月末の同州での新型コロナウイルスによる死亡者数が1571人に達し、うち855人がマレー人であったことに憂慮を示した。
7月中旬には犠牲祭「ハリラヤ・ハジ」があることから、「モスクや礼拝所を通常通り開くとクラスター感染が発生しかねない」ともスルタンは説明。モスクで厳しい標準運用手順(SOP)を適用しているにもかかわらず、感染が広がっていることについても不満と怒りを表明した。
イスラム教徒に対しては「自宅で祈るように」と述べ、パンデミックが神からの試練であることを理解し、忍耐と強靭さを維持することが求められているとも語った。
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