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スランゴール州 新型コロナの死亡者向け火葬場を追加-2021/07/20

スランゴール州 新型コロナの死亡者向け火葬場を追加-2021/07/20

2021.07.20 政治・社会
スランゴール州のアミルディン・シャリ州首相は7月19日、新型コロナウイルスによる非イスラム教徒の死亡者向けの火葬場を2カ所に追加すると発表した。同州では新型コロナウイルスによる死亡者数も国内で最多を記録している。
現在はクランにある火葬場1カ所のみで新型コロナウイルスの死亡者向けに火葬を行っている。しかし、外国人労働者も含めた死亡者が増えているため、1カ所では対応が難しくなってきている。
同州首相によると、火葬は朝昼晩の1日3回行う。病院の霊安室での遺体数を減らすための措置で、葬儀と埋葬は遺体数に応じて1日に1~2回執り行う。
同州では新型コロナウイルスに感染して死亡した外国人の遺体20体以上をこれまでに埋葬したという。
同州は先に、新型コロナウイルスによる死亡者向けの葬儀・埋葬を一元化すると発表。遺体管理や埋葬の時間の短縮化と霊安室での混雑緩和を目的とするもの。土葬のイスラム教徒と火葬の非イスラム教徒向けに分けて対応する。イスラム教徒はシャーアラムのセクション21とポート・クランの墓地にそれぞれ埋葬する。非イスラム教徒の埋葬についてはそれぞれの地方自治体による。外国人が死亡した場合は外務省と連絡を取って対応するともしている。
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