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業務に燃え尽き医師400人が退職=協会-2021/08/11

業務に燃え尽き医師400人が退職=協会-2021/08/11

2021.08.11 政治・社会
マレーシア医療協会(MMA)のスブラマニアム会長は8月10日、今年1月からこれまでに激務に耐えきれず契約医師400人が退職したことを明らかにした。
契約医師らはこれまでに正規医師への昇格申請をしてきたが、政府側がほとんどを却下。このため、7月末には一部契約医師らがストライキに入って抗議していた。
ムヒディン首相は先に下級医務官や歯科医、薬剤師の契約をさらに2年間延長し、その後に専門家に昇格させたい意向を示した。専門家となった場合の契約は最大4年間延長すると打開策も示していた。
しかし、多くの契約医師は賃金が低いうえ、「自分にも社会にもメリットがない」と相当の精神的なストレスを抱えていたと同会長は説明。特に首都圏の病院では新規感染者が増え続け、医師はまったく休めず、心身ともに燃え尽きて辞めていったとも語った。
マレーシア国内では医療関係者の人員不足が深刻化しており、保健省は医師らへのケアも求められている。
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