首相　新型コロナ対策を前政権から踏襲-2021/08/23

イスマイル・サブリ首相は8月22日、新型コロナウイルス対策について前政権から踏襲し、さらに強化していきたいとの考えを示した。
首相は「国内の新規感染者数を減らすため、全力を尽くす」と述べた。官民の利害関係者の協力を得て、国内の医療システムの再構築を図っていきたい考えも示した。
首相はラブアン島で成人人口の90％のワクチン接種が達成され、8月20日現在で感染者数は1桁台を7日間更新していると指摘。ワクチン接種が感染者減少に奏功しているとの見方を示し、ワクチン接種プログラムの強化を図っていきたいとも述べた。9月初旬には新たに600万回分のワクチンも到着することを明らかにした。
ワクチン接種が成功した場合、帰省や国内旅行などを楽しめ、子どもも学校に通うことができるようになるとも語り、さらなる緩和措置を講じることも示唆した。