重量挙げのボニー選手、東京パラで金メダル-2021/08/29

8月24日に開幕した東京2020パラリンピック大会で8月28日、重量挙げ男子72kg級に出場したボニー・ブニャウ・グスティン選手（22）が見事、金メダルを獲得した。今大会のマレーシア代表選手による金獲得はこれが初めて。
サラワク州セリアン出身のボニー選手は3回目の試技で228kgを上げ、2016年のリオ大会でイラクのラスール・モフシン選手の227kgを超え、パラリンピック記録をも更新した。ただ、ボニー選手自身のベストは、昨年6月にアラブ首長国連邦（UAE）ドバイで開催されたワールドカップでの世界記録（230kg）で、これを上回ることはできなかった。なお、4回目の試技では231kgにトライしたがこれが失敗に終わっている。