ホームマレーシアニュース政府 アフガンの空港爆発を非難-2021/08/30
政府 アフガンの空港爆発を非難-2021/08/30

政府 アフガンの空港爆発を非難-2021/08/30

2021.08.30 政治・社会
アフガニスタンのカブール空港で8月26日に爆発事件による死傷者が多数出たことに関し、マレーシア外務省は27日、テロ攻撃を非難する声明を出した。
同省は「今回の攻撃は、アフガニスタンの悲惨な人道的状況をさらに悪化させるものだ」と指摘。さらに「出国希望者を含むすべての民間人の安全と保護を最優先することを求める」とも述べた。
また、このテロ攻撃への関与でマレーシア人2人が逮捕されたと先に英国で報道された。報道によると、6人が逮捕され、うち2人はマレーシア人で国際テロ組織「イスラム国(IS)」への関与が疑われている。
この報道に関して、マレーシア国家警察のアクリル・サニ長官は29日、海外の治安機関に事実関係を求めていることを明らかにした。 
同長官は「アフガニスタンでマレーシア人がISの活動に参加しているという情報はない」とも語った。 
一方、同国が武装勢力タリバンにより掌握されたことに関して、マレーシア政府は公式な声明をこれまでに出していない。与党連盟の国民戦線(BN)のザムリ幹事長は、「イスラム諸国会議(OIC)の特別会合を開催して人道的な危機に関して協議すべき」と主張。また、政府に対してはカタールのドーハにいるタリバン代表と連絡するよう求めた。
同幹事長はさらに、「タリバン政権を承認することは国際社会の立場に沿ったものであるべきだ」との見解も示し、長年にわたってこれまで保持してきた国際関係の信条や原則に従い、例外を認めないよう政府に求めた。
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