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危険薬物法改正法案を上程へ さらなる厳罰-2021/10/04

危険薬物法改正法案を上程へ さらなる厳罰-2021/10/04

2021.10.04 政治・社会
政府は1952年危険薬物法改正法案を近く国会に提出するもようだ。
マレーシア国家警察の麻薬取締局のラザルディン局長は、同法で定められている起訴対象となる麻薬の所持量を引き下げたい考えを示した。
現在は覚せい剤50グラム以上の取引をした場合は起訴の対象となり、有罪となれば死刑が言い渡される。
同局長は「現在、覚せい剤の取引が多いので、15グラムにまで引き下げたい」と述べた。ヘロインの取引量も現行法では15グラム以上で有罪で死刑判決が出る。同局はこれと同じ数量としたい考えだ。
また、2001年資金洗浄防止及びテロ資金供与防止法で定めた麻薬取引に関わった容疑者に対しても起訴できるよう法律を改正したいとも話した。
非営利団体の「安全社会連盟」のリー・ラムタイ会長は「1980年代から麻薬問題は悪化している」と指摘。国境での密輸が跡を絶たず、取り締まり機関が機能していないとも批判した。また、微罪で捕まった麻薬中毒者に対しては「リハビリテーションセンター」に収容して、リハビリ完了後に警察の犯罪者リストから外して安定した職につけるようにする必要があるとも主張した。
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