昨年5月から密入国者3666人を拘束-2021/11/11

イクマル・ヒシャム国防副大臣は11月10日、昨年5月から今年10月末までに陸路と海路による密入国者が3666人に達したことを明らかにした。マレーシアは昨年3月18日から国境を閉じており、1日あたり6～7人が密入国を試みた計算になる。 また、同時期に全国で不法滞在で逮捕された外国人は1万6229人。国境沿いの密輸取り締まりではさまざまな物品が押収され、総額は約6億6847万リンギに達したという。 同副大臣は「国境での密入国や密輸を取り締まるため、今後も国境管理を強化する」と述べた。 国境管理のため、来年の予算には無人小型航空機84台、ドローン33台の購入に272万リンギを計上。また、夜間の取り締まりに使う暗視用双眼鏡4台、屋外用カメラ18台、夜間でも人を感知できる戦術カメラ63台、トランシーバーも調達する計画をしているという。