ホームマレーシアニュースシンガポールへの高速鉄道、首相が敷設に再意欲-2021/12/02
シンガポールへの高速鉄道、首相が敷設に再意欲-2021/12/02

シンガポールへの高速鉄道、首相が敷設に再意欲-2021/12/02

2021.12.02 政治・社会
計画が頓挫したクアラルンプール~シンガポール間の高速鉄道(HSR)敷設プロジェクトについて、11月29日に行われた両国首脳会談で議論再開が提起されたという。
シンガポールのリー・シェンロン首相は首脳会談の終了後会見で、マレーシアのイスマイル・サブリ首相からこうした提案があったことを明らかにした。
シンガポールとマレーシアはこれまでに高速鉄道プロジェクトを終了することで合意している。リー首相はこれを受け、「計画の頓挫は友好的に解決され、プロジェクトは終了したと回答した」という。しかし、シンガポールは「同プロジェクトに関するマレーシアからの新たな提案を受け入れる」と回答した旨を明らかにした。
同プロジェクトについては今年1月1日に両国政府が中止を正式に発表。以後、違約金額について協議が行われていた。
この計画はクアラルンプールとシンガポールを1時間半で結ぶ計画だったが、マレーシアの財政悪化に伴い、マハティール前政権から中止の話が持ち上がっていた。今回の違約金額の合意に伴い、計画は完全になくなったとみなされていた。
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