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コピティアムでの酒類販売 1月から制限へ-2021/12/06
コピティアムでの酒類販売 1月から制限へ-2021/12/06
2021.12.06
政治・社会
連邦政府はこのほど、来年1月から全国のコーヒーショップ(コピティアム)がビールを販売する際は別途、酒類販売許可証を取得する必要があると発表したもようだ。また、ペルリス州ではコーヒーショップやレストランでのビール販売を1月から制限することも発表された。突然の発表であるため、業界は困惑し、野党側も批判を強めている。
スランゴール州のプタリン・ジャヤ・コーヒーショップ協会は「3週間ほど前に通知があった」と述べ、酒類販売許可証の取得が求められる内容だったという。突然の決定で驚いたとしており、政府からの事前説明もなかったようだ。このため、同協会は政府に対して再考を求める陳情書を送付した。
プタリン・ジャヤではパンデミックの影響で全体の20~30%の店舗が閉業。酒類販売許可は年間840~1320リンギかかるため、多くのコーヒーショップが営業停止に追い込まれる可能性があるとも同協会は指摘した。
一方、ペルリス州では酒類販売許可証を取得したうえ、レストランなどでは1日4カートンのみの販売を認めるとの旨を発表。民主行動党(DAP)のリム・グアンエン幹事長は「パンデミックで低迷しているなか、酒税販売許可だけに1000リンギ以上の支払いが求められる」と指摘。ビールを販売しても利益は上がらないため、営業停止となるところも出てくるだろうと述べ、政府を批判した。
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