ホームマレーシアニュース汚職取締庁職員 強盗容疑で逮捕される-2021/12/14
汚職取締庁職員 強盗容疑で逮捕される-2021/12/14

汚職取締庁職員 強盗容疑で逮捕される-2021/12/14

2021.12.14 政治・社会
政治家や官僚の腐敗を取り締まる汚職取締庁(MACC)の職員1人が強盗容疑で12月11日までに逮捕された。情報筋が明らかにした。 職員の1人(31)は10日午後、仲間2人とクアラルンプール市内のジャラン・アンパンの高級コンドミニアムの一室を「資金洗浄容疑関連の書類を探すため」として「家宅捜査」に入った。 この家主は旅行代理店を経営する50歳男性で、妻とメイドが捜査時にいた。自宅内を物色し、携帯電話や旅券を押収したが、バッグ2つの中に多額の現金があるのも容疑者らは発見。容疑者らはこのバッグを1階にまで運ぶようこの男性に命じた。1階に運び出すと容疑者らはそのバッグをもって逃走した。 男性のこの現金は旅行代理店から回収したお金だという。男性はすぐに警察に通報すると、警官は容疑者らが乗った四輪駆動車を追跡して発見し、身元を突き止め逮捕した。 容疑者は3人だが、まだ1人は逃走している。 MACCは逮捕された事実を認め、容疑者に対して厳しい措置を下す方針。 MACCでは今年9月にも押収した2500万リンギを横取りしたとして上級職員を含む3人が逮捕されている。
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