シンガポール往復の陸路VTL　渡航者要件を緩和-2021/12/15

通産省（MITI）は12月14日、シンガポールとの間で設置された陸路のワクチン・トラベル・レーン（VTL）でマレーシア人及びシンガポール人のワクチン接種完了者全員に開放すると発表した。ジョホール州コーズウェイを経由が対象で12月20日から適用される。バスでの移動のみ認められる。外国人には適用されない。 陸路のVTLはこれまで両国国籍保有者で長期ビザを保有または家族がいる人にのみに限り、11月29日から開放されていた。今回はこれから拡大した格好だ。利用者はワクチン接種を完了していることが求められ、また予防接種を受けていない12歳未満の子供は、両親または保護者の同伴のもと、往復の旅行が許可される。 同省によると、VTL陸路のバスはマレーシア側ではジョホール州ラーキン・セントラル・バスターミナルのみで乗降できる。また、シンガポール側ではクイーン・ストリート・ターミナルとウッドランズ・テンポラリー・バス・インターチェンジでの利用のみ。 いずれか両国に入国する際はバスチケット購入前に下記で登録することが求められている。
シンガポールからマレーシアに入国する場合 https://mysafetravel.gov.my
マレーシアからシンガポールに入国する場合　 https://go.gov.sg/vtl-portal
また、両国の陸路VTLに関する詳しい要件はこちらを参照のこと。 https://www.miti.gov.my/redir/vtl-land/guidelines.html 　 https://safetravel.ica.gov.sg/vtl/requirements-and-process