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中国との経済サミット、両国関係を再確認-2021/12/19
中国との経済サミット、両国関係を再確認-2021/12/19
2021.12.19
政治・社会
12月16日、ペナン州で開催されたグローバル中国経済・技術サミット(GCET)2021に向けてのスピーチで、イスマイル・サブリ首相は「中国は、2016年から2020年にかけて、マレーシアの製造業における最大の外国人投資家であることに変わりない」「世界的なコロナ危機の真っ只中であるにもかかわらず、中国とマレーシアは経済関係を強化し続けてきた」と述べた。
中国は2009年以来、マレーシアの最大の貿易相手国であり、2020年にはマレーシアの貿易総額の18.6%を占めた。また、中国への輸出は2020年に11.1%拡大し377億7000万米ドルと過去最高を記録し、中国はマレーシアの最大の輸入先でもあり輸入総額の21.5%を占めている。
マレーシア投資開発庁(MITI)は、243件の投資プロジェクトを承認し、総投資額は149億1000万米ドルに達し、その結果、国内に5万人以上の雇用機会を創出している。
同サミットに出席したウィー・カーション運輸相は、運輸省が当初計画していた東海岸鉄道リンク(ECRL)ルートを最終決定し、次のステップに進めることができると述べた。
ウィー氏は、「ECRLプロジェクトは中国政府の一帯一路構想の一環であり、マレーシアの東海岸と西海岸を結ぶ『ランドブリッジ』となって、東西の開発・経済格差を解消するための成長を促進する起爆剤となる」とその意義を改めて強調した。
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