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政府 バングラデシュと労働者受け入れで覚書-2021/12/20
政府 バングラデシュと労働者受け入れで覚書-2021/12/20
2021.12.20
政治・社会
サラヴァナン人的資源相は12月19日、バングラデシュ政府と労働者受け入れの覚書(MoU)を締結した。有効期限は2026年12月までで、人材不足が著しいプランテーションに派遣する方針だ。 バングラデシュのイムラン・アフマド駐在員福祉・海外雇用相がマレーシアを訪問して締結された。 両国は今後、共同作業グループで詳細を詰める。 サラヴァナン人的資源相によると、11月30日現在、合計32万6669人のバングラデシュ人がマレーシアで働いており、その大半は製造業(11万1694人)と建設業(13万6897人)で雇用されている。 マレーシアでは現在もインドネシア人労働者の入国を制限。メイドやプランテーションで働く人材として受け入れていたが、現在は人材不足が深刻化。そのため、プランテーションにはバングラデシュ人をあてるという。これまでに3万2000人のバングラデシュ出身労働者を例外として受け入れを閣議決定している。 新型コロナウイルスの感染防止のため、受け入れは徹底した標準運用手順(SOP)が適用される。入国はクアラルンプール国際空港(KLIA)のみで、ワクチン接種の義務化やバングラデシュ出国前の検査、入国後の指定施設での隔離7日間と2回の検査といったものがある。その後は外国人労働者健康診断監視機構(Fomema)による健康診断を受けることになる。 マレーシア政府はインドネシア政府とも同様のMoUを1月にも締結する予定。
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