ペナンの食品工場　不衛生で2週間の停止措置-2021/12/29

ペナン州保健局は12月28日、不衛生な食品加工工場2軒を摘発したと発表した。各工場に対して2週間の営業停止と罰金刑1万リンギを科した。 1軒目はペナン島北西のアチェ海岸地区にあるエビのペースト加工工場。貯蔵室から悪臭が漂い、エビペーストが入った容器の中からは白い幼虫が発見された。2024年の賞味期限の製品は一部がすでに腐っていたという。 製造機械もクモの巣が張っているなど取締官も驚きを隠せなかった。 この工場は創業50年以上の老舗の会社だが、昨年も不衛生で是正するよう要請していたが、まったく守られていなかった。 商品にはハラルロゴも貼付されていたが、取締官も「疑わしい」として関係当局に問い合わせる方針。 また、島南部のジャラン・バトゥ・マウンのソース加工工場ではソースの中にネズミの糞らしきものが発見された。こちらも2週間の営業停止と罰金刑の処分を下した。