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国王が勅令=豪雨災害への新たな懸念受け-2021/12/30
国王が勅令=豪雨災害への新たな懸念受け-2021/12/30
2021.12.30
政治・社会
アブドゥラ国王は12月29日、継続的な豪雨による大規模な洪水の可能性に備えるよう、特に東海岸の州の住民に対して勧告した。また、洪水の第二波が長引かないように、そして国と国民があらゆる災害から逃れられるよう、国民が共に祈ることを呼びかけている。
この勅令は気象局がサバ、クランタン、トレンガヌ、パハン、ジョホールの各州に、年明け1月2日まで続くと予想されるモンスーン高気圧の影響で黄色警報(ALERT)が発令されたことを受けたもの。
アハマド・ファディル王室管理官が明らかにした、国王の勧告について「洪水の起こりやすい地域に住む人々に、当局が出す予報や警告に注意し、大雨で水位が急激に上昇する場合に警戒するよう勧告した」とした上で「これは、自分自身や家族の安全のために避難が必要な場合、地元当局が出す指示や指導に従うことも含まれる」と説明している。
国王はさらに「すべての関係者に、過去の洪水事故から学び、あらゆる可能性、特に洪水後の管理に直面する際に、弱点だけでなく不足している点についても改善するよう促した」という。
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