洪水被害　7州で広がる　被災民8700人に-2022/01/03

年始の各地の大雨で洪水の被害が広がっている。
国家災害管理庁（Nadma）は1月2日午後12時現在で7州（クランタン、トレンガヌ、パハン、ジョホール、マラッカ、ヌグリ・スンビラン、サバ）の26地区で洪水が発生していると発表した。
被災者数は2416世帯8727人で、128カ所の避難施設に避難している。
また、2日午前10時現在で全国で229カ所で土砂崩れが発生。これは12月中旬の洪水時に発生した土砂崩れも含めているが、ほとんどが復旧していないようだ。
同庁は12月に発生した洪水で合計3万4814世帯12万5490人が被害を受けたが、ほとんどはすでに帰宅したことも明らかにした。
マレー半島西海岸では天候不良が5日まで続くため、警戒するよう呼びかけている。