ホームマレーシアニュースタイ政府と南部独立派 今月にもKLで和平交渉へ-2022/01/04
タイ政府と南部独立派 今月にもKLで和平交渉へ-2022/01/04

タイ政府と南部独立派 今月にもKLで和平交渉へ-2022/01/04

2022.01.04 政治・社会
タイ政府と同国南部の独立派が今月中旬にもクアラルンプールで和平交渉を行う予定だ。地元紙が報じた。
マレーシア政府が交渉役となり、2020年1月にタイ政府とパタニ・マレー民族革命戦線(BRN)の初の会談がクアラルンプールで行われた。新型コロナウィルスのパンデミック後は断続的にオンラインで交渉を行ってきたという。今回直接の会談が行われれば3回目となる。
マレーシアの交渉代表者はラヒム・ノール元国家警察長官(78)。同氏はこれまでの交渉は「非常にうまくいっている」と述べ、和平交渉成立に強い自信を見せた。
タイ政府代表は元陸軍司令官のワンロップ・ルサナーオ氏、BRN代表はアナス・アブドゥラーマン氏がそれぞれ参加する。
BRNは主にクランタン州やペラ州、クダ州と接するパタニ、ヤラ、ナラティワート、ソンクラの4県で独立運動を展開している。
同国政府は2004年以降に南部地域に対して弾圧を強化し、BRNはこれに対抗して爆弾事件などを起こしている。7000人以上がこれまでに犠牲となっている。
Tweet Share
洪水被害 7州で広がる 被災民8700人に-2022/01/03
洪水被害 企業100件で約2億リンギ=調査-2022/01/04

Mtown公式SNSをフォロー

関連メディア