【新着】モスクなど宗教関連施設 全国に2万4776カ所-2022/01/11
2022.01.11 政治・社会 イスラム開発局(JAKIM)は1月9日、年初までのモスクや礼拝所(スラウ)の宗教施設の設置数を発表した。これによると、全国のモスク軒数は6514軒、礼拝所軒数は1万8262軒を記録した。
州別にみると、モスクが最も多いのはサバ州の1077軒。次にジョホール州の822軒、パハン州の630軒などとなった。
また、宗教導師がいないスラウの軒数が最も多かったのはジョホール州の1953軒、クダ州の1919軒、スランゴール州の1904軒などとなった。
イスラム教の礼拝施設は年々増加しているが、ヌグリ・スンビラン州ではスラウが1073軒にとどまり、昨年初頭より33軒減少。クダ州、ペラ州、トレンガヌ州でも1~6軒減少した。これらはスラウの運営が厳しくなったために閉鎖されたと同局は説明した。
なお、国立モスクは昨年初頭は68軒だったが、今月9日現在で76軒に増加。ペラ州とペルリス州にはこれまでなかったがそれぞれ3軒ずつ設置された。また、サバ州にも新たに2軒追加された。