パスポートの効力、マレーシアは世界で12位にランクイン-2022/01/14

ロンドンに拠点を置く世界的な市民権・居住権アドバイザリー法人ヘンリー（Henley）アンド・パートナーズは、今年の各国別パスポートの能力を示す「ヘンリー・パスポート・インデックス」を発表した。
それによると、マレーシアのパスポートはビザなし（到着時にビザが申請できる場合を含む）で179の国と地域に入ることができ、世界順位では12位にランクインした。
「世界最強のパスポート」は日本とシンガポールでいずれも192の国と地域にビザなし渡航ができる。3位はドイツと韓国で190となっている。
ASEAN内で比較すると、マレーシアはブルネイの22位、インドネシアの71位を上回っている。
このランキングは、国際航空運送協会（IATA）が199の国と地域のパスポートと227カ所の旅行先を調査したデータをもとに作成されたもの。
なおヘンリーは、コロナ禍による規制関連の渡航禁止措置が、公表される入国条件よりも優先される場合があると指摘している。