政府　タリバン政権承認は慎重姿勢-2022/01/14

サイフディン・アブドゥラ外相は1月12日、昨年8月に政権奪取したアフガニスタンのタリバン政権の承認に慎重な姿勢を示した。 同相はイスラム協力機構（OIC）などの国際機関がタリバン政権に対しての態度を精査した上でマレーシア独自に対応すると述べた。性急な承認をすることはせず、当面は静観したい考えを示した。 同相はまた、アフガニスタンには人道支援として国連に10万米ドルを拠出しているとも指摘。また、昨年8月の米軍撤退後にいち早く非政府組織（NGO）のグローバル・ピース・ミッション・マレーシア（GPM）が入って支援を続けているとも強調した。 タリバン政権は昨年8月に政権を奪取したが、その後は隣国もタリバン政権を承認していない。