ホームマレーシアニュース洪水で農家が壊滅 5月まで食料不足の恐れ-2022/01/14
洪水で農家が壊滅 5月まで食料不足の恐れ-2022/01/14

洪水で農家が壊滅 5月まで食料不足の恐れ-2022/01/14

2022.01.14 政治・社会
マレーシア野菜生産者連合会のリム・セークイィー会長はこのほど、野菜生産の多いジョホール、スランゴール、パハンなどの州で多くの農家が洪水による深刻な被害を受けたと述べた。 このため、「春節や5月初旬の断食明け大祭(ハリラヤ)まで食料不足が続くだろう」と指摘。農家はハリラヤに間に合わせるための苗の植え替えができないうえ、人不足も深刻なためと説明した。 農家の復旧には数カ月を要すると同会長はみており、原材料も高騰していることから、復旧を断念する農家も出てくる見通しも示した。 唐辛子を生産しているアフマド・イルハムさんはスランゴール州の畑は浸水して被害総額10万リンギに到達。春節の書き入れ時に出荷ができないという。 また、レストランにも大きな影響を与えそうだ。全マレーシア・クースー飲食業・シェフ協会のリンゴ・カウ副会長は「材料を減らすか量を少なくして提供するレストランが出てくるだろう」と指摘。食品の価格が高騰しているなかでやむを得ない措置と理解を示した。
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