ホームマレーシアニュース米誌の「リタイアメントインデックス」、マレーシアの順位が転落-2022/01/15
米誌の「リタイアメントインデックス」、マレーシアの順位が転落-2022/01/15

米誌の「リタイアメントインデックス」、マレーシアの順位が転落-2022/01/15

2022.01.15 政治・社会
米インターナショナル・リビング誌がこのほど「退職者にとっての住環境」に関するランキング「リタイアメントインデックス」を発表した。
同誌はマレーシアについて、「トレードマークともいえるマレーシア流のホスピタリティと手頃な生活費のおかげで外国人にとってアジアで最も退職者にとって暮らしやすい場所のひとつ」と考えられてきた、とした上で、「実際に、過去数年間にわたり、常に上位にランクインして来た」と指摘している。
しかし、直近のレポートでは「アジアで最良」とされて来たマレーシアが、隣国のタイにアジアでトップの座を奪われてしまった。最新ランキングでは、タイが世界ランク11位なのに対し、マレーシアは同15位に転落している。
これについて、海外生活者向けのニュースサイト「Expat Go」は、マレーシアが外国人居住者にとっての評価を落とした主な理由として、「現政権下でマレーシア・マイセカンドホーム(MM2H)政策の厳しいルール変更があったからにほかならない」としている。
政府は各方面からの陳情、あるいは抗議などを受け、既存のMM2Hパス保持者に対しては若干の優遇措置を取ることに決めた。それにもかかわらず、「在住者はもはやマレーシア政府をあまり信用しておらず、多くの外国人が国外退去を計画し、他の国に目を向けている人々も多い」とExpat Goは厳しい分析を行っている。
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