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*週末の読み物* 男子バドのリー選手、個人資格に転向も協会と衝突-2022/01/23
*週末の読み物* 男子バドのリー選手、個人資格に転向も協会と衝突-2022/01/23
2022.01.23
政治・社会
バドミントン男子シングルスのマレーシア五輪代表で世界ランキング7位のリー・ジージャ(李梓嘉、23)は母国の代表チームを離脱し、個人資格の選手として独立し、キャリアを続けることを選択した。
一方、マレーシアバドミントン協会(BAM)は1月21日、個人資格への独立を許さないとして2年間の出場停止処分を科した。これにより、世界バドミントン連盟(BWF)が統括する全ての大会には出られないことになる。
これは、国際試合のほとんどがBWF主催となっており、出場選手の登録は各国連盟から申し込む条件がついている。リー選手の選択を良しとしないBAMは、競技活動を阻止することができるわけだ。
Olympic.comでもこの件が報じられている。それによると、「マレーシア選手が代表チームを去るのは初めてではない。男子ダブルスや混合ダブルスのペアは、ここ数年、独立を選択した」とした上で、リー選手の退団は、「マレーシア代表には彼のような強い選手が他にいないことを考えると、今回の選択はより注目されるもの」と指摘している。
こうした流れを受け、東京五輪の男子シングルの金メダリストのビクトル・アクセルセン(デンマーク)は、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに自身が設立したトレーニングキャンプに「リーをいつでもキャンプに歓迎する」と招待を表明した。
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