イスマイル・サブリ首相は2月5日、クアラルンプール市民の生活の質(QOL)向上とオンラインによる行政サービスの迅速な提供を目的とした「Keluarga Malaysia Kuala Lumpur Well-Being Package」を発表した。 首相は「クアラルンプール市役所(DBKL)がQOL向上のためのいくつかのイニシアチブを実施している」と説明。「DBKLは現在、クアラルンプールを貧困ゼロの都市にするための取り組みを行っている。都市に住む人々がより快適な生活を送れるように、DBKLは面積750平方フィート(70平方メートル)以上の公営住宅を5000戸建設し、貸し出す予定」と述べた。首相はさらに、「DBKLは2年以内に31の公営住宅と公共住宅プロジェクトで306台のエレベーターを修理する予定」と指摘。「これらに加え、市民の安全を確保するため、市内の治安はクアラルンプール指令管制センターにてCCTVカメラを使って監視することで守られる」と述べた。 さらに、クアラルンプール市民のオンライン行政サービスを促進するためのインセンティブとして、すべての申請料金の支払いに対して年間を通じて10%のリベートを提供するとしている。