保健相、「国境再開は4月ごろ」-2022/02/20

ジャマルディン保健相は2月19日、「国境再開」の時期について、現実的な目標は今年の第2四半期（4～6月）の早々との見方を示した。
先には、ムヒディン前首相を座長とする国家復興評議会（NRC）が「3月1日までに隔離のない渡航」を念頭とした国境を再開するよう勧告したことが報じられた。ただ、政府の決定はこれを1カ月以上先延ばしとなる格好となる。
保健相は今後の見通しについて、「国境再開のための標準作業手順（SOP）を保健省が作成し、それが承認されるまでにはいくつかの段階を経なければならない」と指摘。「国境開放の可否決定は保健省の管轄ではないので、最終的には内閣に提出して承認を得たい」と話している。
また、国境の完全再開時期については、「首相が正式に発表する予定」と付け加えた。
「今年の第2四半期前半になる可能性もあるが、そのような発表は首相の権限」と述べた。
保健相によると、イスマイル・サブリ首相は2月18日、保健省に対し国境再開のための提案と内閣に提出するSOP作成のために2～3週間の準備期間を与えたという。