首相 ミャンマーの正常化を求める-2022/02/25
2022.02.25 政治・社会イスマイル・サブリ首相は2月24日、訪問先のカンボジアでフン・セン首相と会談した。会談後にイスマイル首相は東南アジア諸国連合(ASEAN)の現在の懸念材料であるミャンマー情勢について議長国であるカンボジアと協議したことを明らかにした。
首相は4月のASEAN首脳会議の議長声明で発表されたミャンマー情勢に関する「5つの合意」に従ってミャンマーが正常な状態に戻ることを望むと述べた。一連の混乱の「主な責任はミャンマー政府にある」とも批判し、「5つの合意」を順守することを求めると強調した。
また、マレーシア国内には多くのロヒンギャ難民がいることから、受入国としての課題もフン・セン首相と共有。カンボジアがミャンマーに特使として派遣され、ミャンマー情勢を効果的に対処できるよう引き続き支援するともイスマイル首相は語った。