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ロシア籍タンカーの接岸拒否を決定-2022/03/02

ロシア籍タンカーの接岸拒否を決定-2022/03/02

2022.03.02 政治・社会
運輸省は、先にウクライナへ侵攻したロシアへの制裁措置のため、マレーシアに向かっているロシア籍原油タンカー「リンダ」の接岸を禁止する決定を行なった。
このタンカーは"レディM"とも呼ばれ、米国によるロシアに対する制裁措置対象に含まれているとされている。
予定では同船は3月5日、ヌゲリ・センビラン近郊のクアラ・リンギ国際港に入港の予定だった。同港の管理者は1日夜「港湾事業者の権利として、いかなる制裁にも違反しないための決定」と述べている。
国際的な船舶関係ニュースウェブサイトのマリタイムブリテンによると、同船は金融機関で制裁対象となっているロシア国営PSB傘下のリース会社が所有。1日現在、ベンガル湾からマラッカ海峡方面に向かっているという。今回のマレーシアによる寄港拒否で「行き場所を失ったかもしれない」と分析している。
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