高飛込パンデレラ選手、世界水泳で銅メダル獲得
2022.06.28 政治・社会ハンガリー・ブダペストで開催されている第19回世界水泳選手権大会(世界水泳)に参戦している女子高飛込(10mプラットフォーム)のマレーシア代表パンデレラ・リノン選手(29)は6月27日、銅メダルを獲得した。
決勝では5本のダイブで合計338.85ポイントを獲得し、最初から最後まで安定した演技を披露。2本目を終えて4位だったが、ライバルが失速し始めた3本目で一気に順位を上げた。
中国出身の10代選手が金銀メダル獲得の1、2フィニッシュになったことについてパンデレラ選手は「それにしても中国選手は素晴らしい」とコメント。一方、パンデレラ選手のダイブについて、現地からの共同映像コメンテーターは「ベテランの力をいかんなく発揮」と評価していた。
パンデレラ選手はこれまでに2度、オリンピックでメダル獲得。昨夏の東京オリンピックではマレーシア史上初の金メダル獲得を期待されていたが12位に終わっており、同選手にとって、この大会はまさに雪辱を晴らす大会であった。