タイ国境付近で爆弾破裂 警備官5人が負傷
2017.05.19 政治・社会タイ南部のクランタン州と国境を接するゴロ川付近で5日午後6時ごろ、爆弾が爆破する事件が発生し、タイの国境警備官5人が負傷した。
タイのタクバイ県警察によると、20キロ相当の自家製の爆弾が爆発した。調べでは、川幅20メートル弱のゴロ川対岸から起爆するためのワイヤーが敷かれており、マレーシア側で何者かが発火したとみられている。
ゴロ川の川幅は非常に狭く、両国間で密輸の活動場所としても有名で、テロリストが往来するほか、密輸品の取引もされている。
また、9日には同国南部のパタニ市のスーパーマーケット前で爆発事件が発生し、20人が負傷した。タイ当局は分離運動グループが関与したとみている。(Mtown)