マラッカでのごみポイ捨て、取り締まりを強化
2016.07.29 政治・社会マラッカ州において、観光客によるゴミのポイ捨てなどが社会問題になっていることから、マラッカ市におけるポイ捨ての取り締まりを強化した。違反した者に最高で100リンギの罰金を科す。
取り締まりの初日の8日には、外国人を含めた15人の観光客にそれぞれ100リンギの罰金が科された。100リンギはゴミを路上に廃棄した個人への罰金の最高額となっている。
観光客だけではなく、屋台業者など一般市民もゴミを適切に廃棄していない実情があり、マラッカ市は路上に設置するゴミ箱の数を増やすなどの対策も検討している。
マラッカ市によると、ハリラヤ(断食月明けの大祭)3日間で、ジョンカー・ウォークやスタッドフイス、マラッカ海洋博物館などの周辺では路上にゴミが散乱していたという。設置されているゴミ箱からもゴミが溢れ出し、ソーシャルメディアには写真付きで批判の投稿が相次いだ。(7月9日)