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高速バス、ブレーキ故障で10台追突

2016.07.28 政治・社会
ペラ州イポー市近くの高速道路上のトンネルで10日午後、高速バスのブレーキが故障し、10台に追突する事故が起きた。けが人は1人だけだった。
事故が起きたのは南北エキスプレス上にあるメノラ・トンネル近く。下り車線に差し掛かった時にブレーキがきかなくなり、スピードが上がった状態で次々と車に衝突していった。運転手のザカリア氏(51)によると、走行中にサイドブレーキを掛けるのは危険であるため、クラクションを鳴らしながら、走行中の車の間を縫うようにバスを減速させていったという。前日のチェックでは問題がなかったと主張している。このバスはペナンからクアラルンプールに向けて走っていた。
警察はブレーキの不具合によって事故が発生したとしている。
陸路公共交通機関委員会(SPAD)は13日、このバスの運営会社キスティナ・エキスプレス社の営業停止1カ月の処分を下した。同社を監査した結果、安全面で多くの違反が見つかったという。(Mtown)
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