サバ州東海岸沖でインドネシア人誘拐される
2016.07.29 政治・社会サバ州東海岸沖で10日、漁をしていたインドネシア人3人をフィリピン南部のイスラム過激派組織「アブサヤフ」が誘拐した。誘拐犯は武装した5人組で、同国南部に連れ去ったとみられる。今年に入ってインドネシア人が同州沖で誘拐された事件はこれで4回目。
同州タワウのインドネシア領事館によると、アブサヤフ側から身代金の要求があった。金額については明らかにされていない。
サバ州東海岸沖では昨年から身代金目当ての外国人誘拐が多発。身代金の支払いを拒むと首を切るなど残虐な手段で殺害する。同州政府は現在、東海岸沖一帯の夜間の海上活動を禁じている。(Mtown)