KL市内の住宅地で塩素ガス発生 住宅地一時封鎖
2016.07.29 政治・社会クアラルンプール市カンプン・パシール地区の住宅地で16日夜、人体に有害な塩素ガスが発生した。ガスを吸った住民複数が病院に運ばれた。付近一帯には避難勧告が出され、一時封鎖された。
原因は一軒家で大量の塩素の粉末を保管していたため。警察や消防、環境省職員がこの住宅に立ち入ったところ、ビニール袋に入れられた40キロあまりの塩素の粉末を発見した。これが何らかの原因で爆発を起こし、ガスが発生したとみられる。この住宅にいたスイミングプールの清掃会社の外国人労働者1人も病院に運ばれた。
付近住民によると、2年以上前からこの住宅では化学製品の倉庫となっていたという。
事故があったところはKTMペタリン駅近くで、タマンOUGスクエアの近く。(Mtown)