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馬星政府、高速鉄道事業覚書に調印

2016.07.29 政治・社会
ナジブ首相とシンガポールのリー・シェンロン首相は19日、プトラジャヤで両国間を結ぶ高速鉄道事業の覚書(MOU)に調印した。覚書では税関や出入国管理、検疫、警備、事業運営などに関する取り決めがなされた。
この事業は全長350キロを90分で結び、列車は時速300キロ以上で走行する。2026年に運行を開始することを目指し、8駅を開設する。8駅はバンダル・マレーシア、プトラジャヤ、スレンバン(ヌゲリ・スンビラン州)、アイェール・クロー(マラッカ州)、ムアール(ジョホール州)、バトゥ・パハ(同)、イスカンダル・プテリ(同)、シンガポール。税関と出入国管理、検疫の各局はバンダル・マレーシア、イスカンダル・プテリ、シンガポールにそれぞれ設置される。路線はマレーシアのみの国内線と国際線の2つを開通させる予定。
シンガポールの駅はジュロン・イースト地区になる予定で、現在のジュロン・カントリークラブの場所となる。同クラブの土地は今年11月までに権利移転が完了する。40年の歴史を誇る同クラブの移転先は決まっていない。   同事業に対する国際入札は来年に実施される見通し。日本のほか、韓国や中国などが関心を示しており、入札の結果が注目される。
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