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旅券審査強化で新システムを導入へ

旅券審査強化で新システムを導入へ

2016.07.29 政治・社会
ザヒド副首相は14日、各地でテロが相次いてでいることを受け、マレーシアに空路で入国する旅客に対して「事前旅客審査システム」(APSS)を近く導入する方針を明らかにした。
このシステムは米国や豪州などでもすでに導入されており、航空会社が搭乗者の旅券情報を離陸前に当局に通知する。旅券の偽造などもチェックでき、怪しい人物は搭乗時に拒否される可能性もある。   政府は先ほど、中東の国籍をもつ者に対して査証発給の義務付けの提案を受けたが、これを拒否。同副首相は「近隣諸国からもテロリストはやってくる」として公平ではないと理由を説明していた。これに変わるシステムとして政府はAPSSを導入する。   また、ヌル・ジャズラン内務副大臣は、誰でも自由に行き来できる空港内の出発及び到着ロビーを閉鎖する必要があるかどうかを検討していることを明らかにした。近く結論を出す予定で、旅客ではない人が空港内に立ち入れなくなる可能性も出てきた。(Mtown)
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