サバの日本人観光客に窃盗 被告に12年の禁錮
2016.07.29 政治・社会今年1月初めにサバ州コタキナバル市カンプン・アエル地区で日本人観光客(34)が集団に財布をとられる事件が起きた。財布には約2000リンギほどが入っており、警察はこの後に女性を含む5人を逮捕した。
このうちの3人の裁判が同市の下級裁判所で20日にあり、被告3人に対して禁錮12年の判決を言い渡した。集団窃盗罪が適用された。被告側は当時暴力を犯さず、その後に返金したと主張したものの、裁判長は原告が事件後にソーシャルメディア「フェイスブック」上に被告や警察官などの写真などを掲載したことに触れ、事件が広く知れ渡ってサバ州のイメージを悪くしたと判決理由を述べた。(Mtown)