観光バスの横転相次ぐ、外国人がけが
2016.08.05 政治・社会パハン州グンティン・ハイランズからクアラルンプールに向かっていた観光バスが27日午後7時、下り坂でスリップして横転し、運転手が死亡する事故が起きた。中国国籍の乗客27人のうち15人がけがをし、3人が重傷を負った。
また、ペラ州の観光名所キャメロン・ハイランズからの観光バスが7月26日午前9時、カーブを曲がりきれずに排水溝に横転する事故が発生した。乗っていた欧米からの外国人27人が軽傷を負った。警察や消防は横転したバスのフロントガラスを壊して救助にあたった。
バスの事故が相次いでいることから、運輸省はスピード制限装置をすべてのバスに設置するようバス会社に求めている。一年間の猶予期間があるが、リアオ運輸相は「一国も早く」としている。同相はグンティン・ハイランズでの事故についても「スピードの出しすぎが原因だろう」との見解を示した。(Mtown)