国内最大の海洋保護区が正式に設立
2016.08.05 政治・社会サバ州ムサ・アマン州首相は7月25日、同州北部の約90万ヘクタールにのぼる海洋保護区トゥン・ムスタファ・パークを正式に設立したことを発表した。マレーシア国内最大の海洋保護区となったうえ、同州の海洋保護区は総面積約200万ヘクタールに達した。
対象となった地区はクダ市、コタ・マルドゥ市、ピタス市の沖合からフィリピンと国境を接するバラバク海峡まで。
海の生態系を保護することが目的で、この海域には広大なサンゴ礁のほか、ウミガメやジュゴンなど多くが生息する。
同州政府は2003年にこの海洋保護区を連邦政府に提案。その後、紆余曲折を経て今年5月に決定していた。(Mtown)