不明機のMH370の捜査を一時終了へ
2016.08.05 政治・社会2014年3月に消息を絶ったマレーシア航空北京行き(MH370)の航空機の捜索を近く一時的に終了させる。7月22日にマレーシア、豪州、中国の3カ国が合意した。
豪州政府を主導として消息後からインド洋をこれまで捜索してきた。すでに11万平方キロに及ぶ海底を捜索してきたが、機体の発見には至っていない。捜索面積が12万平方キロに達した時点で、捜索を打ち切る。
リアウ運輸相は「MH370の機体発見をあきらめたわけではない」と強調。墜落場所がわかる新たな証拠が出てきたときには3カ国で共同で捜索にあたると述べた。
同機は239人を乗せてクアラルンプール国際空港離陸1時間後に消息を絶ち、いまだに謎が多く残されている。MH370機の残骸の一部がアフリカ沖で次々と発見されているが、機体発見までには結びついていない。(Mtown)