石井国交相、新幹線を馬星政府に売り込み
2016.08.05 政治・社会石井啓一国土交通相は7月21日、マレーシアとシンガポールをつなぐ高速鉄道計画で日本の新幹線システム導入のトップセールスのため、マレーシアを訪問した。
同相はリオ運輸相のほか、ラーマン・ダーラン首相府相やサイド・ハミド陸上公共交通委員会(SPAD)委員長と会談。新幹線の安全性や信頼性について説明。コスト面やプロジェクト運営についても他国よりも優れており、最良の提案を提示できると強調した。
翌日にはシンガポールでジョセフィン運輸担当上級国務相と会談。同様の説明をしたほか、港湾など国土交通分野での協力についても話しあった。また、ローレンス国家開発相とは高速鉄道の駅周辺(ジュロン・イースト)の開発に関する意見交換をした。
この日はシンガポール高速鉄道シンポジウムも開かれ、石井国交相も参加した。(Mtown)