モールの駐車場で覚せい剤150キロを押収
2018.08.03 政治・社会連邦政府麻薬取締局は7月21日、スランゴール州アンパンジャヤの商業施設の駐車場で覚せい剤150キロを所持していた8人を逮捕した。末端価格700万リンギで、覚せい剤はミャンマーからのものだという。中国当局の通報でわかった。
同局は同日午前8時、覚せい剤を積んだ四輪駆動の自動車がこのモールの駐車場に駐車しているのを発見。覚せい剤はミャンマーから陸路で運ばれ、マレーシアは通過地点でインドネシアに最終的に運ばれる予定だったと同局はみている。
マレー半島側では陸路による麻薬密輸が摘発されるケースが後を絶たない。今年3月にはカジャンで覚せい剤130キロ、マラッカで約200キロが押収されたほか、5月にはペナン州やクダ州でも約100キロの麻薬が発見されており、すべてインドネシアに密輸するためにタイなどから運ばれてきたとみられている。(Mtown)