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サラワク州 狂犬病で1人死亡 11人目

2018.08.31 政治・社会
保健省は19日、サラワク州で狂犬病に感染した男性(49)が18日に死亡したことを発表した。昨年6月末から同州で発生している狂犬病による死亡者数は11人目となった。
この男性は飼っていた犬に1月にかまれ、病院で治療を受けなかったという。かんだ犬はその1週間後に死亡。しかし、男性は今月11日になって水を極度に恐れ、呼吸困難に陥ったことから入院していた。
また、同省はクチン出身の男性(44)も狂犬病に感染した可能性があるとして16日に入院したことも明らかにした。この男性は犬などにかまれた履歴はないが、1月に妻が野犬にかまれ、この犬を蹴飛ばしたという。この際に男性の右手は何らかの傷口があった。妻はその後、病院につれていき、ワクチンを接種したものの、男性は治療を受けずそのままにしていた。しかし、今月6日になって右手が痛くなり、11日は麻痺して首の痛みや水を恐れるようになった。
同州では30郡あまりで「感染地帯」が現在も発令されている。狂犬病にかかった場合、治療法はないが、同省は犬などにかまれた場合は傷口を水と石けんで15分以上洗い、病院に駆けつけるよう呼びかけた。(Mtown)
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