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マレーシアの第5代首相を務めたアブドラ・アフマド・バダウィ氏(通称パク・ラフ)が2025年4月14日午後7時10分、クアラルンプールの国立心臓センターで死去した。
享年85歳。義理の息子であるカイリー・ジャマルディン氏がInstagramで訃報を発表した。
バダウィ氏は2003年にマハティール・モハマド前首相の後を継いで首相に就任し、2009年までその職を務めた。
首相在任中には人的資本開発国家政策を導入し、「人的資本開発の父」と称された。
温厚で誠実な人柄から国民に親しまれ、清廉な政治姿勢を貫いた。
2005年に乳がんで先立たれた最初の妻エンドン・マフムードさんとの間に、ノリさんとカマルディンさんの2人の子どもがいる。
また、再婚した妻ジャン・アブドラさんとの間には、前夫との連れ子であるナディア・キミーさんとナディーン・キミーさんの2人の継子がいる。
近年は認知症を患い、家族の名前も思い出せないほど症状が進行していた。
彼の死は、マレーシアの政治と社会に深い影響を与えた人物の旅立ちとして、国民に大きな悲しみをもたらしている。